2beefは東京を拠点に活動する、ウエダ、梁取 瑶による二人組グランジ/シューゲイズ・バンド。
ヘヴィ
まずはこの1st EPの一曲目『Kacy』から聴いてほしい。
『serial experiments lain』のセリフのサンプリングを皮切りに、腹パンみたいな重さのサウンドが殴りかかってくる。ヘヴィでダークなのにどこかナード感もある、アングラなグランジゲイズ。ブレイクコア(ドラムンベース?)に変容していくのも、意外とありそうでなかった展開だ。ヘッドホンで爆音で聴くと視界が螺旋状になっていく。
サウンド面で言うとUSシューゲイズのWispとか、さらに横断的なジャンルで言うとDeftonesあたりとの共通性も感じる。
グラフィック
グラフィックデザインに長けたメンバーがいるのもあってアートワークも強い。ジャケットが音楽性そのものを雄弁に語っている。めっちゃかっこいい。


現行シーンとの接続
各所で言っている気がするけど、日本のシューゲイズバンドは御三家でいうとRIDEの影響が強いバンドが多いように感じる。が、2beefはもっとヘヴィでノイズ原液ドバドバだ。
それでいてしっかり楽曲の完成度が高く、同時に現行の邦シューゲイズシーンとの共時性もバチバチある。
実はこのバンドとの初めての出会いは今年1月に開催されていたZINEフェスだったんだけど、会場に向かう途中の電車でTwitterを検索したら彼らが出展していることを知りそのままサブスクで音源を試聴、「こりゃええわい!」となり会場で音源やらグッズやら購入した。
「シューゲイザー好きなんス……」とキモオタスマイルで伝えると、「国内シーン盛り上げていきます!」と頼もしいコメントをもらって勝手に燃えたのを覚えている。その数か月後には僕もZINEフェスに出たりしたので、勝手に何かの縁みたいなものを感じているんだよな。
という個人的な思い入れもあり、勝手に陰ながら応援しているバンドです。まだまだ隠れているであろうシューゲイザー好きたちに、重厚なフィードバックノイズをお見舞いしてほしい。



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