音楽好き夫婦が結婚式で好きな曲を流しまくった結果www

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突然ですが、皆さんは結婚式を挙げたことはありますか?僕は先日挙げたのですが、とても楽しかったです。

自分たちが考えた演出やプログラムを、自分たちが招待した人たちだけに見てもらえるという、究極の自己満が許されるイベント。この日ばかりは自分が世界の主人公なのでは?と勘違いできる稀有な日です。

構想に一年以上かけるというこだわりっぷりを日が暮れるまで語り尽くしたい気持ちは山々なんだけれども、ここはグッとこらえて、当日のセットリストについてのみ書いていきたいと思います。式を終えてなお自己満を遺憾なく発揮していくスタイル。君は、生き延びることができるか?

2025/4 セトリ@Wedding Fes

結婚式の披露宴では、基本的に流す曲を自分で選べるんですよ。

音楽好きを自称している以上、やっぱり流す曲もこだわりたいもの。実際、複数人から選曲良かったよと感想をいただいたり、後日自分で聴き直して「これ選曲誰!?俺か、最高かよ」と何度も気持ち悪い笑顔を浮かべてしまっています。というわけで、チャプターごとに流した曲を振り返っていきます。

ゲスト入場

ここはゲストの方々が会場に入り、各々のテーブルに座って開宴(演)を待つセクション。基本的には落ち着いた曲調の楽曲を流すのがセオリーなので、爆上げ曲ではなくチルめだったりおしゃれなビートの曲たちをセレクトした。彩雲と湯気は妻の選曲。ご覧の通りただものではない。

新郎新婦入場

おそらくここがゲストの印象に一番残るのではないだろうか。ここに関しては二年ほど前から妻と満場一致でこの曲で行こう!と決めていた。爆音でかかる不規則なギターリフに始まり、全く異なるビートで入ってくるドラムとベースのタイミングでドアオープン。我らながらあまりに完璧すぎた!

音量注意
モーニング・グローリー/w.o.d. 歌詞より

歌い出しの歌詞もサァ!ピッタリでサァ!!

ただ、あまりに爆音だったからか会場にいる赤ちゃんたちが全員大泣きしていた。ごめんね。

乾杯

職場の先輩による乾杯挨拶の直後に流したのがこれ。サビ始まりの楽曲が向いているとのことだったが、見事にマッチしていたと思う。ハイキュー‼が好きな妻セレクトによるものだが、僕の友人にもBURNOUT SYNDROMES好きが複数人いたため喜んでいた。後々話すと「お前が選んだんだろ」と信じてもらえなかった。

ケーキ入刀→サプライズバイト

続いてケーキ入刀。こちらはThe 1975からチョイス。煌びやかなサウンドと甘い歌声が結婚式にピッタリだし、サマソニや来日ワンマンも妻と観に行ったので文脈的にもバッチリだ。まあこれドラッグの歌らしいんですけどね。

その直後にサプライズバイト。流した曲は妻セレクトのこちら。

今回の裏テーマが”逆張り結婚式”だったので、誓いのキスや友人代表スピーチなどをことごとくオミットしたのだけど、その一環としてこのサプライズバイトを組み込みました。「新郎新婦が互いにケーキを食わせる姿を見せられるのって気まずくない?」ということで、新郎側・新婦側それぞれで招待状の返信が一番早かったゲストを呼び出し、ウェディングケーキを食べさせるというもの。名前を呼んだときの驚きの表情がたまらんかったね。

新婦中座

新婦が和装からドレスへ形態変化する際の中座で流れたのがSUPER BEAVERの『青い春』。中座に同行した幼馴染もビーバー好きとのことで、改めて本当に名曲だと再確認。かなりウルっときた。

新郎中座

続いて僕の中座。オアシスの『アクイース』をチョイス。中座に同行してくれたのは兄と姉だったのだけど、幼少期はよく姉と喧嘩をしていた(今は仲良いです)というのもあってこの曲にした。兄弟喧嘩が絶えなかったノエルとリアムが、「俺たちは信じ合っている」と真っ直ぐに絆を歌う曲をセレクトするという文脈だったわけだが、誰にも気づいてもらえなかった……。

プロフィールムービー

二人が中座したあとはお互いのプロフィールを紹介するムービーが流れるわけだが、ふざけ散らかしましたね。

プロフィールムービーより

お色直し入場

ハイ天才。

和装からドレス&タキシードに着替えて再入場したわけだけれども、最初に入ったドアとは逆側のテラスから入場するというサプライズを敢行した。イントロが始まると同時にゆっくりとカーテンが開き、二人で入場して礼をしたときに

忘れられないの/サカナクション 歌詞より

が流れたのは、想定外だったけどさすがに出来すぎだった。

結婚証明書完成

ゲスト入場時にゲストの方々からの結婚証明書へのサインを募り、再入場のタイミングで完成報告をしました。その時に流したのがこちら。この曲は高校時代に死ぬほど聴いていて大好きな曲の一つだったのだが、妻も大好きとのことだったのでこちらも満場一致で決定した。何年先だっていつでも追いかけてたいのです。

ちなみに結婚証明書はレコード風のものにした。宝物すぎ。かわいいでしょ!

新婦手紙朗読

披露宴もここから後半戦。新婦による手紙朗読にはこちら。新婦と新婦母のどちらもファンだというFLOW。この曲は彼ら史上初のバラードらしいが、歌詞を見るとこのタイミングにピッタリであった。

両親記念品贈呈

そのまま、両親への記念品贈呈のセクションへ。ここは僕も、母も、そして新郎母も好きなクイーンをチョイスした。親日家で知られる彼らによる、日本語詞のサビが光る名曲。

Teo Torriatte (Let Us Cling Together) 歌詞より

新郎新婦退場

僕による名スピーチ(ちなみにこれもサカナクションの2015年武道館公演のMCや米津玄師の東京ドーム公演のMCのリファレンスを入れてみたのだけど、誰一人気づいてもらえなかったので二次会で説明しまくった。僕にはこういう野暮なところがあります)を終えた後、新郎新婦が一足先に退場。その時に爆音でかかるのが、僕と妻によるセレクトのこちら。いや、やっぱり選曲天才すぎでしょ。

この曲は家族や友人も大好きだと言う人が多かったし、あとでいろんな人からお褒めの言葉をいただいた。あと、年始に妻と観た『ロボット・ドリームズ』という映画からのリファレンスという文脈に一人だけ気付いてくれてそれも嬉しかったぜ。

エンドロールムービー

新郎新婦と両親退場後に会場が暗転した後に流れるエンドロールムービーで使用したのは、敬虔なアジカンファンである妻チョイスのこちら。はぁ……。良い曲すぎる。ここで泣いたと言ってくれた人もいて、冥利に尽きた。

ゲスト退場

GO!!!/羊文学 歌詞より
あそぼ/Galileo Galilei 歌詞より
Take It Easy/w.o.d. 歌詞より

言うことねえわ。

それぞれ妻とライブに行ったアーティストを選んで、w.o.d.に始まった披露宴をw.o.d.で終えるという、怒涛の伏線回収(しかも「調子どう」からの「調子どうだい?」ですよ)。楽しすぎた。

歓談

ここからは歓談中に流した曲です。尺の都合上流せなかったものもあるけど、セトリに入れてあった曲を全部載せておきます。

結婚式で離婚伝説流したの伝説すぎだろ。

楽しすぎ

いや~~楽しかった。

一年以上前から準備していたり、仕事の繁忙期や文フリの準備などいろいろ重なってマジで大変なのもあり、ちょっとした原因不明の病気にもなったのだけど(たぶんストレス性のやつ)、結果的にやれてよかったと思う。逆張りな結婚式にしようとは言ったものの、いざやってみるとそれはそれは多幸感の絶えない一日で、真っ直ぐに楽しく、美しく、愛おしい祝祭だったな。またやりたいとすら思った。

というわけで完全自己満の記事でした。最後に全曲ぶち込んだプレイリストを載せておきますので、気になった方はご参照くださいませ。

生活はつづく。

というわけで今回はこの辺で、それではまた。

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