WHITE ASHがいないのはロックシーンの損失ですよ

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WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)というバンドをご存知でしょうか。2006年から2017年まで活動していた4人組バンドで、僕と同年代くらいだと懐かしいと感じる人も多いのではなかろうか。ですが、残念、もう解散しているのです!ざまぁみろ!!チクショ~~~~~~~~~~!!!!

早すぎたセンス

Spotifyをシャッフル再生していたら突如流れてきたこの曲があまりにかっこよすぎて書いている次第でございます。

サムネのアー写やMVの衣装も、どう見ても2013年だ。サルエルパンツにツバ広ハット、裏返すとチェックのデニムにループタイ……。例に漏れず木こりベストを着てキャンパスに通っていた大学時代を思い出して死にたくなってきたな。この年代の空気感を共有できる人と乾杯したい。三科光平くんかっこよかったよな。CHOKi CHOKiは廃刊したぞ。

話が逸れまくった。何が言いたいかというと、アートワークやMVのライティングなんかは完全に”あの頃”なのだけど、サウンドが全く色褪せてないんですよ。いつ聴いてもかっこいい。これは彼・彼女らがルーツとしていたArctic Monkeysがそもそもかっこよすぎるということを抜きにして、クッソハイセンスな洋ロックを超ハイレベルにジャパナイズできているから、に尽きる。

ギターを中心に据えたソリッドなサウンドには往年の洋ロックのエッセンスがあるし、ねっとりした英詞の歌いまわしや均質なビートとシンガロングはフェス受けしそうな邦ロックバンドのそれだ。これで大学まで楽器未経験者なのが信じられない。時代の先を行き過ぎている。

不遇

ちなみに、冒頭にも書いた2013年のチャートがこちら。

胸焼けするて。良し悪しで語るのももはや場違いではあるが、バンドミュージックにとっては明らかに不遇の時代だったといえる。時代が、彼らに優しくなかった。

再結成してくれませんか……?

この曲も、手数の多いドタバタしたドラムなんかはあの頃の邦ロックのブームとリンクしているが、根本の音楽性は完全にグランジやオルタナである。イントロなんかBrianstormだし。ビートやグルーヴ感が完全にグローバル。豊洲PITとか有明のガーデンシアターが似合う音楽である。

思うに、Vo.の名前が「のび太」だったりといったちょけ要素が不必要だったのではないだろうか。コミックバンドと思われかねないネーミングセンスは、この音楽性のバンドとしてはノイズにしかならないはずだ。真っ直ぐな「かっこいい」から逃げないことが、当時も今も大事だったのかもしれない。この辺りはやっぱりもったいなかったなと今でも思う。

現在も活動していれば、w.o.d.とかAge Factoryなどと対バンしてアホみたいに人気になっていく姿が容易に想像できませんか。いち消費者としての意見でしかないが、再結成してくれませんかね……?Oasisだって再結成する世界ですよ!待ってますよ。

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