揺らぎとは、2015年に滋賀県で結成された四人組バンドで、音楽性はシューゲイザーやドリームポップをベースとしていて、その楽曲・ライブのクオリティは国内外問わず評価されている。
健全なクリエイティビティ
彼・彼女らは社会人として働きながらバンドを続けているとのこと。かつて音楽一本で食っていくために、半ば博打のような挑戦をしていた時代と比べると、現代はバンドのあり方も多様化していて、正社員として働きながらバンドを続けている人がかなり増えている。健康的な生活がまずあって、それをベースに良いクリエイティブが生まれていくという考えは極めて今っぽいし、とても合理的だと思う。

ここが凄いよ
数年前に知ってずっと好きなバンド(の割にまだライブは観れていないのだけど……)で、今年リリースされたアルバムも素晴らしかったし、揺らぎの凄さを改めて視覚化していきたい。
音像美
シューゲイザーをベースとしていながらもオルタナ、ドリームポップ、スロウコア、アンビエントなど多彩なジャンルを横断しつつ、「轟音」と「透明感」を共存させるセンスは国内シーンでも屈指レベルだ。まさに音が揺らぐような、没入感のあるサウンド。
ライブ
映像を見た限りだけど、確かにとにかく音が良い。ギターの鳴りがいいですね……。
海外リスナーからの評価
すでに海外でのライブを何度も成功させているのもあってか、YouTubeでも圧倒的に海外ファンからのコメントが多くを占めている。MVの無国境性も相まってるのだろうな。誰が見てもいいもん、こんなん。
ほとんど全ての楽曲が英語詞というのも勿論あるのだろうけど、邦楽的センスの譜割りで英語の歌詞という、いい意味での一筋縄ではいかなさが化学反応を生んでいる気がする。日本語っぽいメロディに英詞が乗っかっているという、良い違和感がある。
『揺らぎ』という名前
生活と創作のバランスの中で、無理せず、でも強かに研ぎ澄まされている。いわば轟音のなかにそっと静けさを忍ばせるような音楽性だ。『揺らぎ』という名前がよく似合うバンドだとしみじみ思う。
何かを決定づけたくなる日々のなかで、こういう音楽に出会えるのは、ちょっとした救いかもしれない。



コメント