【2025年】名盤ランキングBEST10

album ranking
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毎回記事タイトルが統一されないでおなじみ、年間ベストアルバムランキングの記事です。いわゆる「AOTY」というやつ。

年の瀬にはやたらと一年の振り返りをしたくなるようになった。これは自分が年を取ったからなのだろう。こんな自分でも、若い頃は前だけ見てりゃええねん的な、相応な青さと無鉄砲さがあったように思うが、ここ2,3年はしっかりと自分の言動や感じたことを整理したいと感じるようになっている。文章の句読点の数と、なんとなく大事にしていたいものが増えていくこと、それが年齢を重ねることなのかもしれない。

選定基準

ということで、2025年に聴いて良かったアルバムをランキング形式で書いていきます。映画と同様、今年は昨年ほどは音楽を聴けなかったというのもあってベスト5までとし、それ以外は同率6位とさせていただきたくお願い申し上げます。選定基準は

①2025年リリース

②アルバム/EP

です。

5位 Boy Meets Music/bacho

兵庫県姫路市発四人組バンドbachoの新譜。bachoとの初めての出会いは一年前くらい?で、「このバンドかっこいい!」的な、ライブを撮影した様子の動画がプチバズしていたツイートだった。そのときにbachoという名前を初めて知ったのだが、それから時を経て先日参加したKOTORIの主催フェスにて出演することを知り、このアルバムを聴いた。

雷に打たれたような感覚だった。「本当のことしか歌ってない」と思った。残業終わりに疲れた四肢に鞭打って歩く帰路で聴いていると、気を抜くと涙が零れかねない。

4位 kurayamisaka yori ai wo komete/kurayamisaka

東京は大井町を拠点に活動する五人組バンドkurayamisakaの待望の1stフルアルバム。

kurayamisakaは、シューゲイザーか否か論争がネット上で紛糾していたり、ジャキジャキしたトリプルギターが鳴り響くオルタナバンドサウンドをしていたりと、一見通好みな音楽性をしているように見えて実はかなりベタなバンドだと思う。ナンバーガールやART-SCHOOLらのスピリッツを、インターネット的文脈に乗せて令和ナイズしつつも、そのコアは変えずに正しく継承させていくような音楽。どこかの誰かの人生を祝福するような、不変性のある音楽。こんなバンドがしっかり人気になっていくのは必然であり、シンプルに嬉しいものだ。

3位 fragile Report/Nikoん

東京ローカル育ち、暗黒舞踏家の息子で嫌われもののギターボーカル「オオスカ」と、鹿児島生まれ、原石のまま三十路を越えた歌姫ベーシスト「マナミオーガキ」の2人からなるロックバンド(公式サイトより)の2ndアルバム。

彼・彼女らの最大の特徴は、サブスクには音源がなく基本的にフィジカル限定で、レコ発ツアーは47都道府県で開催中という「徹底した現場主義」にある。SNSやMCでは一筋縄ではいかなそうな雰囲気がプンプン香るバンドだが、ライブを観ればわかる、ゴリゴリでソリッドなサウンドと爆裂なパフォーマンス。1st収録曲はオオスカが、今作ではオーガキが歌うツインボーカル構成で、曲ごとにガラッと空気感が変わるのも良い。

先日やっと初めてライブを観れたが、他のどのアーティストも追い付けないキレを放っていた。サブスクでは配信されていないというのもあってリンクは貼れないけれど、YouTubeにはいくつかMVがあるので今すぐ見ていただきさっさとCDショップに走り音源を買ってほしい。

2位 I quit/HAIM

カリフォルニア出身の三人姉妹で結成された三人組バンドHAIM(ハイム)。メンバーが「I quit(やめた)」というネオンを掲げた、インパクトのあるジャケットが特徴的なアルバム。

Gt.Vo.のアラナ・ハイムはポール・トーマス・アンダーソン監督による映画『リコリス・ピザ』の主演だったというのもあり、なんとなくHAIM自体の活動にも注目していた。今年はフジロックに出演するということで(なんと12年ぶりの来日公演)、この新譜もチェックしていたのだけど、かなり好みだった。

2年前にリリースされたboygeniusの『the record』と同時代性も感じる、今のインディーロック。その名の通りどこか脱力感のあるアルバムに仕上がっていて、時折鳴らされるヘヴィなギターなんかも好き。

1位 yubiori2/yubiori

1位はyubioriの2ndフルアルバム!1stの時点で生活に欠かせないアンセムばかりだったが、今作もそのユビオリズム(?)は健在どころかさらに磨きがかかっている。

カルチャーレコメンド系のウェブマガジンを運営しておきながら、最近はそのある種の「無邪気さ」に自覚的になりつつあるというか、「『生活』あってのカルチャーやろがい!」という思いが強くなっているのを感じる。音楽・映画の前にまず日々があって、という。ご飯を食べて、働いて、寝て、起きて、という日々。

その自覚ともリンクする時期に出会えたというのもあり、yubioriは個人的にもかなり思い入れの強いバンドなのだけど、リリースされていく新曲やライブで披露される新曲のどれもが悉く刺さっている。ライブに行く度に、気付けば拳を挙げて絶唱してしまっている。

そのくらい自分の最近の生活に密接に繋がっている音楽で、今作はもう一生聴くのだろうなという確信すらしているアルバムだ。名盤かそうでないかという次元ではなく、もはや伴侶のような作品。非常に個人的な選定すぎるが、音楽とは本来そういうものであり開き直って堂々の1位とした。僕以外にもこのアルバムが、このバンドが必要な人はまだまだいると思っている。まず生活があって、この音楽を必要としている人たち。そういう人々へ正しく届いてほしいなと思っているよ。

以下同率6位

他にも好きなアルバムを貼っていきます。リリース順か聴いた順です。長いです。

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