yonigeは誰が何と言おうと今が一番かっこいい

recommend music
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

今年リリースされた新譜を聴いて確信したのだけど、yonigeは今が一番かっこいい。これは間違いないです。

yonigeとは

2013年に大阪にて結成された二人組バンド。メンバーはGt.Vo.牛丸ありさとBa.ごっきんで、牛丸はなんとAC/DCの結成メンバーであるラリー・ヴァン・クリートの姪。

初期はナインスアポロ色の強いギターロックで、元カレにアボカドを投げつけるキャッチ―でバイオレンスな曲が有名だが、奥の方ではどこか冷えた目で本質を見つめる諦観的なまなざしがあったように思う。

進化

そんな彼女らが、今年1月にフルアルバム『Empire』をリリース。その方向転換ぶりとあまりの素晴らしさに驚嘆した。

サウンドの深化が凄い。自主レーベルへの移行など紆余曲折あった彼女らの葛藤や経験がパッケージングされている感じがして、元々のライブバンドとしての地力に磨きがかかっている。

このあたりの楽曲たちなんか特にヤバい。目を閉じて聴くと海外のオルタナ/インディーロックみたいだ。そういえば、とあるラジオ番組で彼女らが選定したプレイリストを公開していたのだけど、boygeniusやSoccer Mommyなどが入っていてかなり納得だった。

今までとは完全に別バンドになっているけれど、一切無理がない。ただただ順当に進化した末のパワーアップだ。超サイヤ人。Zガンダム。スタープラチナ・ザ・ワールド。

初期からの魅力でもあった、低体温で冷静な観察眼も健在。心地よい倦怠感みたいな雰囲気も強みだと思う。

邦ロックにどっぷりハマっていた僕くらいの年齢で、「最近yonige聴いてないな~」という人は多いと思う。が、今すぐ聴いて、そしてライブに行ってみてほしい。「今が一番楽しい」と本人らがしきりに語る理由がわかるはず。今のyonige、一番かっこいいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました