先日、といっても結構前になりますが久々にサーキットイベントに参戦してきました。4/2に渋谷で開催されたSYNCHRONICITY’23のDay2です。
フェスコンセプト
『SYNCHRONICITY』とは、「未来へつなぐ出会いと感動 – CREATION FOR THE FUTURE – 」をテーマにグリーン電力で開催する都市型ミュージック&カルチャーフェスティバル。音楽、ライブペインティング、映像、ダンスパフォーマンス、デザイン等、ジャンルを超え様々なアートが交わる空間を通して、未来へ続く前向きなエネルギーを生み出すことを目的に開催しています。
公式アプリではタイテをリアルタイムと同期した入場規制情報も発信したり、全アーティストのプレイリストを作成していたりと大手顔負けの運営だった。主催者が事前にVoicyで想いを発信していたりと、かなりしっかりしたコンセプトをもっている印象だった。入場規制で見れなかったときのために、二階席を指定席として追加販売するという対応もあって面白い取組みだと思った。物販ではコラボコーヒーも出品されていたので買いました。
チケットをリストバンドと交換し、さっそく見ていくか…とタイテを確認したら、初っ端から見たいアーティストがモロ被り。BREIMENかメガシンか鋭児のどれを見るか…。
Mega Shinnosuke
迷った末メガシンノスケに。結構前から気になっていてようやくライブで見れたんだけど、個人的にはピンとこず……。ロック・チル・シティポップなど幅広い音楽性が持ち味だけど、ライブの音響だと全パートが爆音圧に感じ、せっかくのボーカルが聞き取りづらく、ただうるさいだけに感じてしまった。パフォーマンス自体も明らかに乗り気じゃなさそうというか、オーディエンスのノリに不満があったのか、なんと15分近く早く終わってしまった。どうなのそれは……。
Sugar House
O-nestにて最近気になっているシューゲイズバンドSugar Houseを見る。無駄のない佇まいと轟音が最高!売れてくれ~~!!
ドミコ
ギターとドラムによる2ピースバンドドミコ。今回の大本命その1。まっっじで最高だった。ルーパーを多用した、2ピースと思えない隙のない密度と音圧。他のどのバンドと比べても明らかに場数の違いをわからせるような、風格のあるパフォーマンスだった。
水曜日のカンパネラ
ボーカリストがコムアイから詩羽に変わったでおなじみの水カンを一曲分だけチラ見。「鍋奉行」という曲のサビで、真ん中にある脚立に座った詩羽が巨大なサークルモッシュとなった客をぐるぐる回していた。何この文章。
Laura day romance
2017年結成の男女ツインボーカルバンド、ローラデイロマンス。音源だとドリーミーなインディーロックというイメージだったが、ライブはフォーキーで、くるりやキイチビール&ザ・ホーリーティッツみを感じる。何か、絶対売れる気がした。次を見るため少し早めに退出。
Bialystocks
今回の大本命その2。「俺バズ」でも1位に選出しましたビアリストックス。リハの時点で有り得ないクオリティ。もともと映像作家らしいですよ。音楽やってくれて本当によかったと思える歌唱力。ジャズ・シティポップ・プログレ・ファンクetc…を横断するオールタイムベストみたいなセトリで、ルーツの幅広さを全身で感じさせる。聴きたい曲も全部聴けて文句なしの最高パフォーマンスだった。
まとめ
初めて参加するサーキットイベントだったけど、コンセプトがはっきりしているしスタッフの対応も良く、素晴らしいイベントでした。不満があるとすれば見たいアーティストが被りまくっているタイテだったことくらい。まあ仕方ないんだけどね。
それにしても、渋谷のライブハウスはかなり密集しているし近隣に飲食店やカフェが多いしで、サーキット向けの立地だと改めて実感。後日下北沢でもサーキットに参戦したんだけど、ハコ同士が結構離れていて大変なんですよね。でもそっちも楽しかったのでいずれ書いてみようかと思います。
というわけでSYNCHRONICITY’23のレポでした。来年も参加したいですな。それでは!
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