麓
スーパー登山部。名前は知ってたんですよ、名前は。なんとなくコミックバンドなのかなって……。
スーパー・トンデモ・グッドミュージックなんかい……。
「雪解け」みたいな音楽をしている。透き通る歌声に重なるピアノとバンドアンサンブル。鹿やリスがこちらを振り向く姿が目に浮かぶ。スカボロー・フェアみたいだ。しかもサラ・ブライトマンの方ね。
ギターの音も良い。『Creep』の収録中にトム・ヨークの邪魔をするために「ガコッ」を入れたジョニー・グリーンウッドは見習うべき。
山を登るバンド
メンバー全員が登山好きという、名は体を表すバンド。が、リーダーであるKey.小田智之氏がもともと登山好きだったのに対して、他のメンバーは全くの未経験だったという。それが、なんやかんやあって他のメンバーも皆ハマり始め、今となっては全員で山登りをしているとのこと。仲良すぎだろ。
成人した男女数人がバンドをやっているだけで奇跡みたいなものなのに、バンド外活動でも繋がりを持っているなんて、単純な羨ましさすら感じる。いいな~。
山を登るバンド/ネイチャーポップ/標高3,000m付近の山荘から下界までライブハウスでの活動など、名の通り登山活動とバンド活動を並行して足腰を鍛えながら精力的に活動している /FCコミュニティ“超山荘”部員募集中! /
公式Xより
健康の時代
”健康の時代”にふさわしいクリーンなバンドだと思う。ギルティ炭酸とか背脂ゴツ盛りラーメンみたいなモノが溢れる嘘ばかりな現代では、健康であることが一番かっこいいのだ。今聴くべきはヘルシーなバンドです。
そしてやっぱりシンプルにメロディが良すぎる。「次に聴こえてほしいメロディ」が適切に鳴っている上質なポップス。エルスウェア紀行、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、Bialystocks、Laura day romanceあたりが好きな人に刺さりそうなイメージ。
レコメンドをする際に他のアーティストを挙げることをよく思わない人も多いとは思うが、似ているというよりかは、共時性とか空気感で通ずる物があるという意味で挙げている。これは「音楽の面白さはルーツとシーンにある」という持論に基づいての記載だ。”影響を受けたもの”と、”影響を与えていくもの”を掘っていくのは楽しいですよ。
今年リリースされた1stアルバムも屈指の出来。いい曲しかない。山を登っているときも、通勤のときも、ちょっと悲しいことがあった帰り道も、そっと傍にいてくれるような音楽です。オススメ。



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