『生活マン』は君に読まれるのを待っているぞ!

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公式Xより
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『生活マン』をご存知だろうか。南田冬(なんだとう)先生によるweb漫画で、17話まで連載中だ(2025年4月11日現在)。極度の生活フリークを自認している僕としてもこのタイトルだけで興味モリモリ!ということで読んでみたところ、「これは想像以上に凄い作品では……?」と思ったので勝手にご紹介するぞ!

生活マンはヒーローである

ジャンプルーキー!より

マスクとコスチュームに身を包み、額には「L」のエンブレムを象る正体不明のヒーロー。悪の怪人には500万馬力のパンチを放ち、この街を守るヒーロー……なのだが、「生活」の名を冠する通り、かなり地に足のついた人間みがある。というか完全にめり込んでいる。900円のラーメンを食べるのに躊躇したりしている。

かわいい。

生活マンは真摯である

特筆すべきポイントは、「ヒーローとて生活者である」ということの真摯な描写だ。バットマンが普段の自分とヒーローの姿に葛藤していることや、スパイダーマンが学校や恋に奔走しているのとはまた違ったひたむきさがある。彼は日々の機微にシリアスなのだ。

ゆるいタッチで描かれる生活にはやたらリアリティのある質感が滲んでいて、胸がきゅっとなるシーンも多々ある。一言も喋らないヒーローと、その周辺人物のみで展開していくのが本当に凄い。

凄すぎる。どう見てもギャグ漫画のテクスチャだが、その本質はハリウッドのヒーロー映画で描かれるそれと全く同じものだ。ヒーローの善性と苦悩が、ただ只管続く何気ない毎日の中で輝いたりくすんだりしている。

普段全くと言っていいほど漫画を読まない僕がここまで楽しみにしている作品は他に中々ないと言えるだろう。おすすめだ!

生活マン - ジャンプルーキー!
生活マンはこの街を守るヒーローである。バイトとヒーローの二重生活を送る彼に大きな応援を送ろう!
この記事を書いた人
大トロゼウス

社会人。音楽(特に邦ロック)、映画、酒、ロボアニメが好き。多趣味すぎて何も究められていない。

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