MoritaSaki in the poolが奏でる夏に揺蕩って

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こんにちは。今回はMoritaSaki in the poolというバンドのレコメンドをさせていただきたく存じます。良いバンドの紹介には余計なイントロは要らねえんです。

MoritaSaki in the poolとは

はい、その通り。今回もシューゲイズです。MoritaSaki in the poolは関西圏を拠点に活動している男女四人によるバンド。厳密にはもう少しドリームポップ寄りで、淡々と歌われる男女ツインボーカルが心地よい。この手の音楽性のバンドはカラッとしたサウンドが多い中で、しっとりと湿り気を孕んだ音像をしている。

メンバーやルーツ・アティチュードなどについては、僕が敬愛している”Sleep like a pillow”というシューゲイズシーンに特化したメディアでインタビューが公開されていて、ここでわざわざ紹介しなくてもいいくらいにまとめられている。読み応えのあるとても良い記事。メンバーに「モリタサキ」なる人物はいないとか、でも実在はしているだとか、謎に包まれすぎている。

MoritaSaki in the pool インタビュー 無色透明のプールサイド・ミュージック – Sleep like a pillow

橙色の音

シューゲイズサウンドって色でいうと青とかグレーを想起させるものが多いけれど、MoritaSakiのそれは橙とか、陽だまりのような印象がある。これは共感覚的な話だから勝手に言わせといてくれ。

水面に映るきらきらした陽光とか、浅瀬から中層へと濃くなっていくグラデーションみたいなイメージが次々に脳内に出現してきませんか。結局、勝手に情景が思い出される音楽が一番好きだ。

アルバム楽しみ!

関西を拠点とする彼・彼女らだが、先日関東でのライブがあったので観に行ってみた。「イシハラリク(Vo.)氏が構築する世界観がそのまま音として出力されるようなバンド」という印象がより強固なものとなるライブだった。意外とアグレッシブなパフォーマンスをするかと思えば、メロの部分では終始横を向いて静かに歌う姿が対照的で、MCもスピリチュアルで掴みどころがないんだけど、なぜか目が離せない。

アートワークももちろん良くて、夏なのに低温というか、諦念というか、リリィ・シュシュ的というか。

今年アルバムリリースを控えているそうで、かなり楽しみです。ひとたび流せば家の中が夏休み中の学校のプールとか、ぬるくなったポカリになります。木陰に寝転ぶような、じっとりとした夏を一足先に先取りしませんか?

この曲のリフが死ぬほど好き
https://twitter.com/MoSakiinthepool?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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