夏フェスの季節がやって来ましたね。今や三大フェスもフルキャパで開催され、大小様々な新しいフェスも毎月のように生まれていて、完全に飽和状態。フェス多すぎる。そして僕もかれこれもう10年以上毎年何かしらの夏フェスに参戦している。
10年と聞いてひっかかりを感じた人は鋭いです。初めてフェスに行ったのが大学生のころで、今やもう社会人云年目。そう、おじさんなんですよ。
フェス、大変じゃない?
10~20代のときと比べていろんな音楽を聴くようになり年々ライブやフェスを楽しめている実感はあるけれど、体力は衰える一方だし多少の無理すらきかなくなってきた感じがする。フェスは基本的に自宅から遠いバカデカ会場で何日間も開催されるわけだが、ここ数年の夏はまさに殺人的な酷暑。もはや若者にとっても難易度HELL状態。「参戦」とは言い得て妙である。
いくらフェスが好きといえど、クソ暑い7~8月に完全屋外で開催されるイベントは今の時代かなり分が悪いと思うし、軽音部の先輩がウケ狙いで勝手に付けたみたいな名前のバンド(失礼)が占めるようなフェスにだんだんと食指が伸びなくなってきたのも事実としてある。なので、ここは”アラサー世代向け邦ロックフェス”と称して、こんなフェスなら行きたいという欲望を書き出してみた。お待たせしました、久々の「妄想」のコーナーです!
考えてみた
開催日・場所
まず開催時期については9月中旬としたい。これより早い時期だと熱中症で死ぬし、遅いと秋フェスになりかねないからだ。とはいえ最近は9月も全然暑いのだけど、やっぱり「夏フェス」から逸脱したくなさがある。会場は屋外・屋内ステージを兼ね備えた場所がいいな。立川のステージガーデンとかいかがでしょうか。毎年5月に開催されているクラフトロックフェスとかかなり最高だったし。駅近だし近隣に飲食店舗も多くてフードにも困らないですしね。
出演アーティスト
ここがポイントで、①ダイブやサークルモッシュと無縁そうで②生活に根差したサウンドや歌詞が魅力で③「大人見」が似合うバンドをチョイスしてみた。あと僕が今特にライブを観たい若手めな方々。2ステージと仮定して作った架空のタイムテーブルがこちらです。

帝国喫茶
浪漫革命
YONA YONA WEEKENDERS
Cody・Lee(李)
No Buses
Laura day romance
DYGL
MONO NO AWARE
Hedigan’s
離婚伝説
Homecomings
Bialystocks
柴田聡子
くるり
グソクムズ
羊文学
良さげじゃないですか
こうしたバンドたちが持つ腰を据えてじっくり聴く鑑賞態度にも耐え得る強固な魅力は、ライブキッズだった元20代たちにもしっかり響くと思う。「フェスやライブに行ってみたいけど若者向けな気がして気が引ける……」と感じる30・40代の方々がいるなら、こうしたバンドのライブに行ってみるのはかなりオススメだと個人的に思う。やっぱ架空のフェスを妄想するの楽しいな。
そういえば肝心の名前を考えてなかった。どういう名前にしよう……SEIKATSU FES2024とか?ダサ!!なし!!それでは!!!
※この記事の内容はフィクションです。
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